失明するかもしれない、死ぬかもしれない、そう言われているの。 …そう、これは夢だ。 ああ、早く夢なら覚めてよ。 「祐香、いち早く治療をしましょ。」 「…これは、夢なんでしょ?」 「夢じゃないわ!現実よ。亡くなったお母さまは…あなたと同じ角膜感染症を発症していたの。」 最後は、殆ど見えていなかったおばあ様。 お年を召しただけじゃなかった。 …角膜感染症、だったんだ。