昼間の天気通り、夜空はとても綺麗に広がっていた。 「にの。」 「あ、地区長。お疲れさまです。」 「お疲れ。にのは、浴衣なのか?」 「そうですよ。一階で、浴衣が借りれるからせっかくならって。」 にの、と呼ばれて振り向くとそこには地区長が居た。 その呼び方をするのは、地区長だけだ。 「へえ、なら他の皆も?」 「さあ、どうでしょう。そろそろ、来ますから。」