初めて触れた唇は、どこかしょっぱくて。 だけど、気持ちはとても温かくて。 「わた…し、」 「ん。」 「好きだよ、」 「ははっ、俺も。」 この気持ちが、好きだと呼べるならば。 きっと私は、彼に恋をしているんだ。 その言葉で、お互いの気持ちが温かく通じている気がした日。 私は、悲しい真実を受け入れる覚悟をしました。