そんな風に言われるようになったのだ。


もちろん男子生徒は断った。


もう店番もしないと言った。


そうなると、今度は男子生徒に言う事を聞かせるため暴力が加わったのだ。


殴る蹴るといった暴行をひとしきりくわえられた男子生徒は、連中に逆らう事ができなくなった。


連中が言う通り店番をし、その間に連中が欲しいものを盗んだ。


男子生徒は罪悪感と恐怖で誰にも相談することができなかった。