さっきからキス止めないこの男に悔しさが募る。



私はあおをキッと睨みつける。


そんな私に気づいたあおは、なんだ?と言うような顔をしている。


動きの止まったあお。


そして、





チュッ




私からあおにキスした。

もちろん、口にだ。



目を見開くあお。 ふんっ!してやったり!


私はどや顔をした後、あおの首もと当たりに頭を押し付ける。


すると、頭を撫でられる感覚が。



その感覚に身を委ね、だんだん眠くなる私。