二人はスノーパリスへと足を踏み入れた。 「レオン王子、これを被っていて。」 リリアがレオンに白いマントを渡す。 「黒いマントは、余計に目立ってしまうから。」 それだけ言って、リリアは近くの国民に尋ねた。 「少しいいかしら?」 声をかけられた子がリリアの姿を見ると、あたふたした様子へと変化した。