「マルス王子、からかうにも程がありますよ。」 スレクは殺されたのだから。 自分がはっきり覚えているのが、その証拠であるのだから。 「リリア、本当のことを言うね。実は俺は殺されてなんかないんだよ。」 ……? この人は、一体何を言っているのでしょう? 「って、これだけ言ったら信じてもらえないか。」 スレクは苦笑いをして、再び話し始めた。