悪魔と天使のエクセトラ









別に、あいつのことなんてどうでもよかったはずなのに。





二年前のことを思い出す。





あのときの、何ともいえないリリアの顔…。





それは傷ついた顔でもなく、涙を流しているわけでもなく……





ただ、「現実を受け入れられない」顔だった。





「…ちっ」





小さく舌打ちをして、レオンはリリアの部屋へと向かった。