王子の甘い告白と、溶けるようなキスがリリアを包み込む。 メニューに顔を隠すリリア。 王子は今、何を思っているのだろうか。 けれど、一つだけ。 リリアの心臓は、いつの間にか鳴り止んでいた。 というか、そもそも鳴っていなかったのかもしれない。 ただ、『鳴っている』と勘違いしただけ。