一度涙が頬を伝うと、次から次へと流れてくる。 止まることを知らないみたいに。 それが、リリアの手の甲に当たった。 零れ落ちていく涙が、やけに冷たく感じた。 そのとき、リリアはやっと理解した。 あぁ、そうか。 私は、レオン王子が好きですのね。