真っ暗な部屋にスタンドライトを点けると、控えめな間接照明がランプシェードの周りを照らした。すると、部屋の中央に置かれた小さなローテーブルがぼうっと浮かび上がった。
私はこの空間が一番気に入っていた。そして大好きなコーヒー片手に普段はパソコンを開いて求人サイトをネットサーフィンしている。
今日も一日収穫なし……か――。
ベランダの窓をあけて外を見ると、アパートの前に大きなケヤキの木がどんと立っている。
景観があまりよくないと言う理由でこの部屋は訳あり物件だったけれど、駅から近いしコンビニだって徒歩五分の場所にある。利便性で言えば何の問題もない、他の部屋に比べて家賃も少し安値で私にとってラッキーな物件だった。
住宅の照明にライトアップされて、ところどころケヤキの葉が綺麗に色づいているのが暗くてもわかる。見方を変えればこのケヤキの木だっていい観賞になる。
「さぶっ」
十一月の下旬、暦の上ではすでに冬だ。湿気を含んだ冷えた風にぶるっと身体を震わせ、私は窓をカーテンをさっと閉めた。
今夜はなんとなく食欲がない。無理やり夕食を食べることもないだろうと、私は冷えた体を温めにシャワーを浴びた。
私はこの空間が一番気に入っていた。そして大好きなコーヒー片手に普段はパソコンを開いて求人サイトをネットサーフィンしている。
今日も一日収穫なし……か――。
ベランダの窓をあけて外を見ると、アパートの前に大きなケヤキの木がどんと立っている。
景観があまりよくないと言う理由でこの部屋は訳あり物件だったけれど、駅から近いしコンビニだって徒歩五分の場所にある。利便性で言えば何の問題もない、他の部屋に比べて家賃も少し安値で私にとってラッキーな物件だった。
住宅の照明にライトアップされて、ところどころケヤキの葉が綺麗に色づいているのが暗くてもわかる。見方を変えればこのケヤキの木だっていい観賞になる。
「さぶっ」
十一月の下旬、暦の上ではすでに冬だ。湿気を含んだ冷えた風にぶるっと身体を震わせ、私は窓をカーテンをさっと閉めた。
今夜はなんとなく食欲がない。無理やり夕食を食べることもないだろうと、私は冷えた体を温めにシャワーを浴びた。



