「花音、俺の事、響夜って、呼んでみてよ。」
急に何を言い出すかと思ったら…。
私は彼から背を向けた。
「あれ、言えないの?」
男の声が少しだけ嬉しそうだった。
「言いたくない…」
誘拐犯の名前なんか口にしたくない…。
「そっか、じゃ仕方ないよね。」
急に何を言い出すかと思ったら…。
私は彼から背を向けた。
「あれ、言えないの?」
男の声が少しだけ嬉しそうだった。
「言いたくない…」
誘拐犯の名前なんか口にしたくない…。
「そっか、じゃ仕方ないよね。」
メニュー