「ねぇねぇ、彼女!!」

あの日、彼女と言われて俺には関係ないと思いこの変な男の事を通りすぎようとした。

だが、それをこいつは阻止してきたのだ。

「何で無視するんだい!!」

しつけえし、俺は女じゃない。

だから俺はこいつに言ってやったんだ。

「俺は女じゃない、男だ」って。

でも、鏡を見せられて女になっていた。

勿論ビックリした。

でも、それ以上にその冴凪という男に「うちの会社で女優やってみない?」と言われた事にビックリしたんだ。