「なんだ。おまえらっ!みことは俺の物だ、お前らなんかに渡さねぇ!」 満様が血走った目で私を見て、腕を掴んでくる。 .....痛いっっ 思いっきり掴んでいるようで、キシキシと、音がなっている気がする。 「尊は物じゃねぇ。」 あおがそう言った後、満様の顔目掛けて足を降る。 ゴッッ それに当たった満様は壁まで飛んでいった。