ご飯を食べたら次はハルのお見送り ノロノロと歩くハルの足を押して 玄関までお供 これ、私の日課 「じゃ、いってくる。 いい子でな、リン」 そう言ってドアに手をかけるハルの背中 この風景は何年経っても慣れはしない 『いってらっしゃい、気をつけてね』 この寂しさはたぶん一生消えない