「バカ!もし、他の男に取られたら奪い返すって言ってくれたじゃん!いつも私の強がりには気付いてくれるくせに!なんで、あの時だけ気付かないフリしてたの!迎えに来てくれるのずっと待ってたんだよ!」


眞陽は下を向きながら涙を流していた

眞陽・・・愛してくれてるんだね

眞陽の手は力強い拳に変わり震えていた


眞陽「俺・・・美智瑠に会いたかった。抱きしめたかった。本当はそばにいてほしかった」


眞陽?

眞陽の呼吸は激しく辛そうになっていた


「眞陽!もう喋んなくていいから!月冴!先生読んできて!」

眞陽「み、ちる。愛してる」