☆☆☆
何事もなく、次の朝が来た。
今日は梅雨らしく朝から雨が降っている。
「嫌だなぁ」
窓の外を見て思わずそう呟いた。
動画の事も気になるし、天気も良くないし、気分は滅入ってしまう一方だ。
あたしはノロノロとベッドから起きだして、着替えを始めた。
昨日見た恐怖動画が何度も思い出され、その度にブルリと震えた。
どうにか家を出たあたしはスマホにメッセージが届いていることに気が付いた。
確認してみると、それはリナからだった。
《昨日は話しを聞いてくれてありがとう。まだ半信半疑だと思うけど、あのカウントダウンの通りだとすれば、あたしは明日死ぬ》
そのメッセージに心臓がドクンッと大きく跳ねた。
朝からこんなメッセージ読みたくなんてなかった。
何事もなく、次の朝が来た。
今日は梅雨らしく朝から雨が降っている。
「嫌だなぁ」
窓の外を見て思わずそう呟いた。
動画の事も気になるし、天気も良くないし、気分は滅入ってしまう一方だ。
あたしはノロノロとベッドから起きだして、着替えを始めた。
昨日見た恐怖動画が何度も思い出され、その度にブルリと震えた。
どうにか家を出たあたしはスマホにメッセージが届いていることに気が付いた。
確認してみると、それはリナからだった。
《昨日は話しを聞いてくれてありがとう。まだ半信半疑だと思うけど、あのカウントダウンの通りだとすれば、あたしは明日死ぬ》
そのメッセージに心臓がドクンッと大きく跳ねた。
朝からこんなメッセージ読みたくなんてなかった。