「この肌触りって誰かに触られるために作られてる感じがしない?」
夢乃くんはそう言って私の腕を布越しに摩る。
その指は長くて私の手が子どもに見えるぐらい大きい。
私をからかうためにわざとやってるって分かってるのに、夢乃くんの行動にいちいち顔が熱くなってしまう。
「ゆ、ゆ、夢乃くんは外国育ちとかですか?」
「ん?違うよ。なんで?」
「ス、スキンシップがその……」
ゲームの中でしか異性と接したことがないと言っても夢乃くんのは明らかに過剰というか、他の男の子は絶対にこんなスキンシップの仕方はしない……と思う。
「だって瑠花が面白いんだもん」
「やっぱりからかってますよね!」
ムスッとすると夢乃くんがクスリと笑った。
「そういう真面目なとこ好きだよ?色々とこれから調教できそう」
「ちょ、ちょ……」
私の慌てた顔にまた夢乃くんが嬉しそうにしてた。



