「なぁ、ちぃ」



『どした?』




「…なんでもない。」


『ユウ、熱あるんじゃないの?』


「ないよ」


『ね、ホントに大丈夫??』


「うん。もう少し、このままでいたい。」



さらに強く抱きしめてきた。


今日のユウは本当に変だ。



どちらの鼓動かわからないけど速くなるのを感じた。



なんだか切なそうなユウを、抱きしめ返す。




ほんと、今日なにがあったんだ?




『よしよし、大丈夫だよ、ユウ』




「…誰のせいだと」ボソッ



『ん?なーに?』



「なんも」







爽やかボーイしゅうりょーう