しかし、それも新皇帝が決り即位するまでの話だ。
その後はどうなるかわからない。
徴言國の現在の状況を范丞相は詳しく話した。
現在の皇太子は紅吏帝の第二皇子・螢紜(ケイ・ウン)
紅吏帝崩御により何も障害もなく皇帝として即位するはずだった。
それをよしとしなかったのは、数多くいる皇子達と紅吏帝の現皇后である、嬌皇后(キョウコウゴウ)。
そして嬌皇后の御子である、第三皇子・螢綜(ケイ・ソウ)。
皇太子の座にある皇太子側と、皇后を後ろ盾にもつ綜公子側とに、14人皇子達が分かれた。
そして、その分かたれた皇子達が帝位を争い睨み合っているのだという。
『徴言國の重臣達は何をしているのです?重臣達も分かれて一緒に争っているのですか?』
「丞相だけは中立を保っている。あの國の丞相は強き者が帝位につけるという考えなのだ。いくら皇帝が皇太子を決めていようが、その皇太子が簡単にその座を脅かされる者ならば、あの五國一の領土を治められぬと考えているのだろう。」
私があやつならそう思う。と最後に小さく言った。
他の重臣達が皇太子か綜公子のどちらかについている事で、丞相という地位を守る為に中立にいると思われてもしかたのない事にも思える。
その後はどうなるかわからない。
徴言國の現在の状況を范丞相は詳しく話した。
現在の皇太子は紅吏帝の第二皇子・螢紜(ケイ・ウン)
紅吏帝崩御により何も障害もなく皇帝として即位するはずだった。
それをよしとしなかったのは、数多くいる皇子達と紅吏帝の現皇后である、嬌皇后(キョウコウゴウ)。
そして嬌皇后の御子である、第三皇子・螢綜(ケイ・ソウ)。
皇太子の座にある皇太子側と、皇后を後ろ盾にもつ綜公子側とに、14人皇子達が分かれた。
そして、その分かたれた皇子達が帝位を争い睨み合っているのだという。
『徴言國の重臣達は何をしているのです?重臣達も分かれて一緒に争っているのですか?』
「丞相だけは中立を保っている。あの國の丞相は強き者が帝位につけるという考えなのだ。いくら皇帝が皇太子を決めていようが、その皇太子が簡単にその座を脅かされる者ならば、あの五國一の領土を治められぬと考えているのだろう。」
私があやつならそう思う。と最後に小さく言った。
他の重臣達が皇太子か綜公子のどちらかについている事で、丞相という地位を守る為に中立にいると思われてもしかたのない事にも思える。

