「冥紗達に追い付きたい気持ちは、冥紗達と此処で生きる為に必要なの。
もちろん陛下に見初められる為にもね!」
戯けるように言った後、真っ直ぐな瞳で私に向き直る
「四天王に敵う事はなくとも、四天王の次が私で在りたい。
今までは努力さえせずに諦めていた。
でも努力しなければ始まらないと気付いた。
だから、四天王と同じように私も冥紗と武術を研きたい。」
武術で敵うはずないと軍師を選んだ李燗は、此処にはいない。
寂しさや引け目や、いろんな想いで生まれた強くなりたいという気持ちであったとしても
そのまっすぐな瞳はそれだけではなく、純粋に強くなって役に立ちたいという想いを示していた。
大切な友であり、何よりも同じ軍妃としての想いを分かち合う仲間として
今まで以上に共に在ろう
『私は厳しいぞ。』
「重々承知の覚悟!」
お互いの顔を見合わせながら、二人とも笑い合った。
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