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着替えをすませしばらくすると、宦官が私を呼びに来た。
崔皇后様のお体を気遣い、皇后宮にて謁見をする事になり、宦官につられ皇后宮に向かう。
皇后宮に着くと、威仔は別の室で待機するので、私と宦官だけで皇后様の元に行く。
入り口で悒雉が立っているのが見えて、思わず笑みがこぼれる。
悒雉は笑顔を返し、私の背を押し室に入る。
室には椅子に腰掛け微笑む崔皇后様と、相変わらず表情をあまり表に出さない崙矣が傍らに立っていた。
頭を下げ崔皇后様に挨拶をし、悒雉と崙矣と並ぶ様に立つ。
すぐに壁内侍が室に姿わ表し、続いて陛下と范丞相が室に入って来た。
陛下は崔皇后様の隣に腰をおろし、私に優しい眼差しを向けてくれる。
向かい側に范丞相と壁内侍が並び立つ。
「お待たせいたしました。」
しばらくして聞き覚えのある声がし、入り口に視線をやると、江丞相が入り口に立って頭を下げていた。
「聖大神・火聖君様、雲聖君様をお連れしました。」

