何よりも、聖人同士は絆が深い。
心配はいらない。
今は目の前の事だけを考えよう。
『私達軍妃の誰かが聖大神様方に会うという事になるという事ですね?
それで私はどうすれば?
他の者にこの事を伝えればよれしいですか?』
「いえ…、他の軍妃方には范丞相が伝えに参ります。
琴軍妃将軍様は聖大神様と以前お話されたと、報告を受けております。
聖大神様が琴軍妃将軍もご一緒にぜひと申しておられました。
ですから、貴女様には護衛の時間帯に限らず、聖人様方に会って頂きたいのです。」
なるほど…。
それ故、直々に私に話をしに参られたのか。
「聖大神は冥紗の事を大層誉めておったからな。
また会いたいのだろう。」
陛下がにこやかに言うと、江丞相はそうですと言う様に頷く。
もう心配していないがそうなれば、他の2人が誰なのかますます気になる。
『他の2人の聖人様とは、どなたなのですか?』
私の問いに江丞相は首を横に振った。
「どなたがこられるかはわかりません…。
ただ他の聖人2人という返事でしたので…。」
では明日にならないとわからないのか…。

