四面楚歌-悲運の妃-







―――――――――
―――――――




「…という事ですので、四天王の方々にもお頼み申し上げたいのです。」



晏惟・悒雉・崙矣・梛犀を連れて場所皇后宮に移し、崔皇后様自らこのたびの話をした。



4人は突然の舞妃ノ宮に崔皇后様の登場


崔皇后様御懐妊


皇后自ら護衛の頼み



驚く事が多すぎたのか、話が終わっても、誰も何も言えずにいた。



「軍妃といえど同じ妃の貴女方に、酷な事を申している事は承知の上。
それでもどうか、この宮歌国の為を思い、御子をお護りを…」


そんな四天王達に不安になられたのか、崔皇后様は再度言葉を発し懇願した。



「あ…あの、申し訳ございません。
驚く事が多すぎて、混乱しておりました。
皇后様自らお頼み申している事、断る事などありえません。」


慌てた様に悒雉が我に返り、言葉を返す。


悒雉の言葉に遅れながらも、他の3人もしっかりと頷いた。



「琴軍妃将軍、四天王の方々、礼を申します…。」



崔皇后様は私達1人1人の手を握り、礼を述べられた。


それに少し困惑したものの、崔皇后様のそれ程までの頼みなのだと、皆より感じた。