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半日が過ぎ、今から午後の授業。

午後の授業は、どうやら修学旅行の決め事をするらしい。






矢野先生がそう話した瞬間、みんなが一斉に誰と組むか話し始める。



もちろん、前にいる愛叶も同じ。





「紘奈、絶対一緒ね!」

「はいはい」



私は呆れ気味に言い返す。

…そんな態度とってても。
本当はこんな時でも笑って接してくれてる、愛叶が大好きだ。