「白雪…やっと見つけた。」


海くん?額に汗を滲ませながら、来てくれたのは海くんだった。



「白雪…俺、白雪が好きだーー


付き合って欲しい」



海くんのストレートな告白に、胸が高鳴る。


「白雪ちゃん、海。抜け駆けすんなよ。


白雪ちゃん、俺、白雪ちゃんが好きだ。



付き合って欲しい」



えっーーーー新くんまで。



ーーーーーーーザッ。 



砂を蹴る音が聞こえ、振り向くと、柊くんがいた。





「白雪…俺のーーーー 姫になれ」





姫ーーーーーーーー?