ーーーーーーバァン



重い倉庫の扉が開いた。



俺が、目にしたのは白雪に跨がる一人の男。



首もとのリボンはとかれ、腕を縛られて泣いている白雪だった。



「玲音ーーー 助けて。」 



1番に目に入ったのは、玲音だった。