男同士でラブホテルって。


ーーーーゾワリ。



悪寒が走る。


「ちょっとありえないから。


止めてよ、そんな趣味ないよ。


なんとなく二人が、ここにいるような気がしてね。


海一人なら野宿もありだけど、白雪ちゃんがいて野宿はありえないから。


もしかしてって。」



新の鋭さに、感心していると、颯が、前に歩み寄る。