俺が、服を着て戻ると、ベットに毛布をかぶりブツブツ言ってる白雪がいた。



「私は見てない私は見てない私は見てない」


「大丈夫ーーー?」


思わず声を掛けたら跳び跳ねる様に驚く白雪がいた。


「ごめんなさい、海くんが居なくて寂しくて居なくなったかと」


不安げに、見る白雪に、胸がきゅん、となる。


「居なくなるわけないだろう。

白雪を置いて、どこにいくと?

行かないよ」

クスクス笑う俺に、ピッタリくっつく白雪が可愛い。