約束したんだ白雪と。


絶対に俺が助ける。



何度囚われてもその度に助ける。


「囚われないように、絶対に守る。


自己中でもいい、白雪と居たいんだ」


そう、きっとここにいるみんなも覚悟はある。


白雪といる危険は、重々承知してる。


だからこそ、ガードは常に固めてる。


「まあ、悪い芽は早めに摘んでおいて間違いないし、ゆっくり"お話しょっか"」


ニヤリ、と笑う海が、一歩、また一歩近づく。