「白雪ーーーなんで」 


動揺の色が消えない俺らに目を丸くする白雪。


「きゃっ、なんでみんな」



「いやぁ、いい眺めだよね」ニヤリと笑う雷に一同ハッとする。



雷は知ってたんだ。


露天風呂が、混浴であると。




白雪は頬を染めお湯に浸かる。


目は、潤んでいてどう見ても誘ってる様にしか見えない。



ゴクリ、と生唾を飲む。



やばい。なんか、色々やばい。


「白雪、ちょっとおいで」


白雪の手首を掴んで、抱き締める海。



加速する鼓動ーーーー


止まらない。。