なんか、心配なんだよな。


仲間なのに、心配ってどうなの?


「海くん。私、大丈夫。


私には海くんがいるから」服の裾を握ってる白雪が、見上げる。



相変わらず、可愛いんだから。


「白雪、その顔は俺だけのだからね」



その顔?どの顔?


私は首を捻る。


私どんな顔してるの不安。