「今日泊まるの、みんなで雑魚寝なんてことないよね?


白雪いるし」



一応、あるわけないと思いつつ、聞いてみる。


「ああ、そっか。女の子いたんだな。


部屋、一部屋しかないから。まあ、広いし、大丈夫だろ。


仲良くしろよ、お前ら」



まさかーーーー


「同じ部屋ーー?」

いやぁぁ、無理。


絶対無理、先生ひどいよ~。


みんな、ニヤニヤして見てるし怖いよ~。


不安が顔に現れていたのか、海くんがぎゅっ、と手を握る。


何も語らずとも、彼の目はこういってる。


"大丈夫、守るよ"と。。