「君は誰?」

彼は、驚いた顔をしながら自分のことを話始めた。

「俺は、アキ。舞蝶っていう暴走族の元総長。もしかして、麻優、俺のこと覚えてない?」

この人何の話してるの?

覚えてないって会ったこともないのに…。

「覚えてないけど、何?私、キミに会ったことあるの?」

そう聞くと、夏樹という男は驚いていた。