【三竹・尾中side】04
数台しか無い社用車の中で、あまり自信が無いからオートマの白い車を選んだ。
助手席でカーナビをいじってる三竹は、出発の際のもんちゃくを忘れたかのように、ヘタレ運転手の私を上手く目的地まで誘導してくれた。
でも「文鳥達」にヒリヒリした態度で関わるなよと釘をさされ、二日目のツキノモノなのに、鈍感、馬鹿って思った。
そしてブリーダーさんの家の前に来た。一階が約二十畳ある、思ったより古建築(古民家)で、小柄な飼い鳥達の強敵の冬場の隙間風はどうしてるのだろう?と思わせた。
数台しか無い社用車の中で、あまり自信が無いからオートマの白い車を選んだ。
助手席でカーナビをいじってる三竹は、出発の際のもんちゃくを忘れたかのように、ヘタレ運転手の私を上手く目的地まで誘導してくれた。
でも「文鳥達」にヒリヒリした態度で関わるなよと釘をさされ、二日目のツキノモノなのに、鈍感、馬鹿って思った。
そしてブリーダーさんの家の前に来た。一階が約二十畳ある、思ったより古建築(古民家)で、小柄な飼い鳥達の強敵の冬場の隙間風はどうしてるのだろう?と思わせた。

![【黒・中編・画】湖面に写る月の環[今昔擬人化小説]](https://www.no-ichigo.jp/img/member/142243/nc0rrl7caz-thumb.jpg)

