律子と、別れ私は、凛子と廊下を歩く。


「ねぇ、信じるの?珍しいね、心。見えないモノは信じない、見えるモノしか信じないが主義の心が、信じるって貴重!」



きゃはは、と笑う凛子をチラリと見てため息を吐いた。


「まあ、完全に信じてるわけぢゃないけど‥


あの絵に書いた様な真面目ちゃんの律子が嘘をついてる様に思えなくて」

見るからに優等生。


嘘とか、嫌いそう。