冷愛冷涙-Reiai Reirui-



**

ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン


インターフォンが連打される音で目が覚めた。


「うっせぇよ!!」


冷さんのキレる声が聞こえた。


キレてる風だけど、そんなに怒ってもない感じの声。


誰だろう?と思って上半身を起こしてロフトからリビングを覗く。


玄関の方から入ってきたのは、真っピンクの髪に白のメッシュを入れたド派手な男の人。


それから、超明るい茶髪の人と、銀髪の人。


3人ともヤンキーっぽいから、冷さんの友達かな。


ヤンキーのくせに朝は早いんだね。


まだ6時だよ?