「……死にたいなんか言うな」


「返す言葉が見つからないんだ?そりゃそうだよね。全部事実だもん」


イライラする。


「………病院行こ」


冷は、私の手を引き、道なき道を引き返す。


「離して……」


「……離さない」


私が立ち止まっても冷は強引に進んでいく。


「離して…っっ」


「無理」


意味わかんない……。


「もう、冷は彼氏じゃない。彼氏面しないで」


お願いだから…私の前に現れないで……。