冷愛冷涙-Reiai Reirui-

「もう怖くねぇんだよ?白石冷のことは。だってもう君は捨てられたんだから。アイツに」


っっ。


「図星?」


誰も助けてくれない……。


私はきっとこのまま……っっ


やだよ……。


絶対イヤだ……っ。


「震えちゃってカワイーっ」


髪の毛を触られる。


髪の毛に神経なんか通ってないはずなのに、嫌な感覚がした。


もう逃げられない……


「なぁ、あと何分?」


「さぁ?10分くらい?」


ってことは…目的の場所があるってことだ…。


つまり、1度は車のドアが開けれるってことだ。


そのチャンスが来たら、何が何でも逃げるんだ。