冷愛冷涙-Reiai Reirui-

もし、冷が今日〝ごめん〟って謝ってきたら、私はゆるせるんだろうか。


それとも、もうキッパリ忘れることを選ぶのかな…。


もし、冷が現れなかったら、もう素直に忘れよう……。


どっちにしろ、私たちはもう続かない……。


「愛、元気ないやん。どうしたん?」


病室にや来てくれた夢月が心配そうに私の顔を覗き込む。


「ちょっとね…」


夢月の視線は、私の首、それから左手の中指へと向けられた。


「……白石冷絡み?」


「うん」


夢月には何も言ってない。


冷とのこと。