**
運命の月曜日の朝がやってきた。
特別オシャレな格好はせず、普通の服に着替えて、ネックレスもペアリングもはずした。
その2つは、引き出しの奥にしまっておいた。
もう、見たくないから……。
絵莉花さんと決めた約束の時間は5時半。
まだまだ時間はあるけど、全然落ち着いていられなかった。
何気なくスマホをいじってたら、旅行中に撮った写真が出てきた。
こんなの、切なくなるだけ……。
そうわかってるのに、消去できなかった。
忘れたいと思う反面、思い出を消したくないという思いもあるんだ。
もう、自分がわからない……。
自分が何を望んでいるのか。
何がしたいのか。
何をしてほしいのか。
全然わかんない……。



