冷愛冷涙-Reiai Reirui-

そんな……。


「……愛ちゃんのために言ってる…。もう忘れた方がいいよ。私も、そうするから…」


自分だけ、ペアリングつけててバカみたい。


ネックレスつけててバカみたい。


冷の気持ちはとっくの前に、消えていたんだ。


お母さんが仕向けたとか、関係ないんだ。


もう、本当に終わりなんだね……。


「……それでも、冷に会いたいの?」


絵莉花さんは、私の気持ちを確認するように優しく聞いた。


「…会って……1度だけちゃんと話したい……。そうじゃないと忘れれない……」


ペアリングなんて…ネックレスなんて、ただの金属だ…。


安物の、偽物の金属だ…。