冷愛冷涙-Reiai Reirui-

私はそう思うけど、きっと夢月は受け入れてるんだと思う。


病気のことも、彼氏のことも、事故のことも。


そして…お母さんの自殺のことも……。


だからこんなに明るいんだろうな。


……私も…受け入れなきゃいけないよね。


迫り来る死を。


それから、冷ともどうにかして連絡とらないと。


そんなことよりも、まずすべきことがあるね。


お母さんに謝ること。


でも、抵抗があって素直に謝る気にはなれなかった。


夢月がせっかく話してくれたんだから、その好意をムダにするわけにはいかないよね。


「夢月、本当にありがとう…」


「えぇって。お礼言われんの苦手やからあんま言わんといて」


いつもの笑顔が戻った夢月の顔。


やっぱり夢月には笑顔が似合う。


他のどんな表情よりも。