冷愛冷涙-Reiai Reirui-

「そう…。ケンカでもしたの?」


ケンカ、か。


そんなんじゃない。


そんな可愛らしいものじゃない……。


「違うよ…。まぁいろいろ」


「そっか。だから元気ないの?」


え…?


お母さんの言葉にパッと顔を上げる。


「元気ないように見える…?」


「もちろん。愛はわかりやすいから」


……。


「…もう白石くんのことは忘れたらどうかな」


真剣な顔で言うお母さんの言葉を疑った。


忘れたらどう?