冷愛冷涙-Reiai Reirui-

「このネックレス、俺の親父が母さんにプロポーズするためにデザインしたらしい。結局、これじゃないデザインのネックレスと指輪あげたっつってた」


そうなんだ…。


「わざわざこれのためにお父さんと話してくれたの…?」


あんなにお父さんにキレてたのに。


「なわけねぇだろ。森田さんに頼んどいたんだよ。親父がデザインしたやつがあるのは知ってたから。で、昨日用があるっつったのはこのネックレス取りに行くためだったんだけどな」


もしかしたら……。


私の勝手な想像だけど、本当は冷、お父さんのこともう怒ってなかったんじゃないかな…。


だから、お父さんのデザインしたネックレスを私にくれようとしたんじゃないかな。


でも、結局昨日ケンカになっちゃったんじゃないかな……?


勝手な想像だけどね。