冷愛冷涙-Reiai Reirui-

海からホテルまでの道のり、ちょこちょこ浴衣姿の人を見かけた。


中には、手を繋いでるラブラブなカップルもいた。


皆幸せそうで、楽しそうで。


私たちも、幸せで。


世界は幸せに溢れているように感じたんだ。


いつか、今当たり前に冷の隣を歩いてるけど、当たり前じゃなくなる時が来る。


いつか、冷の前から私は消えてしまう。


今、この場所に存在していることは、決して当たり前じゃない。


本当にすごい奇跡なんだ。


冷と両思いになれたことも。


全部。


そのことは絶対忘れちゃいけない。


残りの人生、奇跡のような巡り合わせで出会えたことに感謝し続けて生きていこう。


もう、長くはないんだから。