冷愛冷涙-Reiai Reirui-

絶対顔赤いよ。


「アイツらに近づかれたのがムカつくんだよ。別にいいだろ」


っっ!!


「も、もう!かき氷食べようよ!溶けちゃうよ!」


心臓が持たないから話を強引に変えてチョコレート味のかき氷を口に運ぶ。


「やっぱお前のこと離したくねぇわ」


また、冷の顔が近づいてくる。


恥ずかしくて嫌なはずなのに、体は素直にキスされることを受け入れていた。


そんな、幸せな時間は、一瞬で過ぎ去っていく。


5時が近づいてきて、日が西へ沈もうとしている頃。


「そろそろホテル戻るか?」


「そうだね。1回部屋に荷物置きに行こ」


悠里たちへのささやかなお土産も買ったから。


ホテルに戻ったら、お祭りだ!


ホントは浴衣着たいんだけどなぁ…。


持ってきてないし、わざわざ買うほどのものでもないし。