冷愛冷涙-Reiai Reirui-

「穂純が俺を殺そうとしたかもしれない。でも今はそんなことしようと思ってない。だったらそれでいいじゃないか」


は!?


「っざけんな!!!!!」


ガッシャーン!!


棚を蹴り飛ばしても怒りが収まらない。


コイツを殴らないと収まらねぇ。


「ふざけてるのはお前の方だろ。だいたい何なんだ、その頭は!」


「………誰のせいでこうなったと思ってんだよ……」


「自分の判断だろ」


「てめぇ、死ね」


限界を越えた瞬間だった。


自分でもゾッとするぐらい低く冷たい声が出て、手が勝手に目の前にいるクズを殴っていた。