冷愛冷涙-Reiai Reirui-

「座って話さないか」


俺の前に立つ親父にきをとられて、ソファの存在に気づかなかった。


「……」


座る気になんかなるわけねーだろ。


「冷。本当にすまなかった」


は……?


俺に向かって深々頭を下げる親父の行動の意味がわからなかった。


何で親父が俺に…謝ってんの…?


記憶……ねぇんじゃなかったのかよ…。


「……今さら…今さらなんだよ…」


なんだってんだよ!


「すまなかった」


繰り返し繰り返し頭を下げる親父。


みっともなかった。


プライドはねぇのかよ。