冷愛冷涙-Reiai Reirui-

「わかった。絶対しない。約束する。本当にごめんなさい…。それから、ありがとう……」


お礼を言うことに慣れてないのか、少し照れぎみだった倖さん。


「いえ…」


……一件落着…かな。


「…絵莉花ならどっか行ってるから。さっさと帰れ」


私が〝怒ってない〟って言ってしまったから、冷が倖さんにキレる理由もなく、冷たく言って倖さんを遠ざけた。


「で?何か用?」


やっと二人になれた。


「用…というか、明日から夏休みで、もう家来れないから来ただけ」


「そ。どーする?中入る?」


んー。


遅くなりすぎたら怒られちゃう。